2024 11/30

2024/11/30(土)13:30~【榛原・ゆたかな宇陀】『里山は持続可能な世界だった』無料上映会&お話会

上映会&お話会のご案内ゆたかな宇陀では、関係人口を増やすことで田舎のくらしは持続可能となるのではないかと思い、体験プログラムを通じた関係人口づくりを行っています。ちょうどそのテーマにふさわしい映画が公開されましたので、皆さんと一緒に映画を観つつ、持続可能な世界について考えてみたいと思います。上映会の後にはこの宇陀市に縁のあるゲストをお呼びして、お話会を開催し学びを深めたいと考えています。
予約は打ち切りました。まだの方は当日会場で受付下さい。

 

日 時:令和6年11月30日(土)13時開場
13時半~第1部 「里山は持続可能な世界だった」上映開始(84分)
15時半~第2部 田舎は持続可能な世界だったお話会(16時半終了予定)
場 所:榛原総合センター 大ホール(宇陀市榛原萩原2610番地1 電話 0745-82-3377)
近鉄大阪線「榛原駅」から徒歩約6分 駐車場有(満車の場合は周辺のコインパーキングをご利用ください。)
入場料:無料(要予約。ゆたかな宇陀のサポーター登録が必要です。)
後 援:宇陀市

お話会ゲスト紹介・窪一さん(NPO法人ハンサムガーデン。宇陀で循環型農業を実践中。)
・チョージさん(三重県の美杉に移住し、音楽活動の傍ら米作りや茶の栽培を営んでいる。https://choji.jp/

司会:天根静也(ゆたかな宇陀会長。祖父のお寺を引き継ぐために16年前に宇陀市に移住。)

 

ストーリー

「過疎化が進む山里は本当に貧しく、寂しい所なのだろうか?」という問いかけから映画は始まる。そこで昭和40年代以前に青少年時代を山里の村で過ごした70代から90代の人たちに、当時を記録した写真を見てもらいながら、話を聞くことにした。

すると、「貧しく厳しい時代だったが、張り合いがあった」、「子どもや若者が大勢いて、家族を超え皆が助け合いながら暮らしていた」と皆、生き生きと話し始めた。「子どもの頃は家の仕事の手伝うことは当たり前、それが生る力となった」、「多くの家族は山林を所有していなかったが、暮らしに欠かせない薪は共有山で得ることができた」とも語る。今も当時の生業の継承者たちは山里の環境を守る知恵を受け継いでいた。森は20年に一回、伐採することで新たな命が蘇り再生する。森の生き物たちと共存できるようにむやみに資源を乱獲しない。風雪に耐えて育った山の恵みに感謝の心を忘れずに生きる、など、持続可能な世界を実現するための知恵が沢山あった。そんな山里の暮らしから私たちは何を受け継げばいいのだろうかとの問いかけで映画は終わる。

映画では戦後の林業政策や木材の輸入自由化にも触れ、国の政策が森林の荒廃と山里の衰退につながった歴史も伝える。

◎取材地域: 埼玉県(秩父市、小鹿野町、長瀞町、飯能市、東秩父村)/群馬県(安中市)/福島県(三島町)
◎撮  影: 2021年6月~2023年5月/編集:2023年6月~12月/完成:2024年1月
◎スタッフ: 原村政樹(監督・撮影・編集)、鈴木<神出>敏夫(プロデューサー)、的場浩司(語り)、鈴木光男(音楽)、丸山昇(整音)、丹生美津子(宣伝美術)、植田智道(HP作成)、他

 

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