2023年10月20日~30日まで、宇陀の大宇陀松山地区では、「奈良・町家の芸術祭 はならぁと2023」が開催されました。
「はならぁと」は、県内の歴史的な町並みや町家で現代芸術の展覧会を開催する地域型アートプロジェクトです。大宇陀の松山地区は、宇陀キラ倶楽部という団体が主となって2年に一度開催しています。
実際の「はならぁと宇陀松山」のレポートは、サポーターをしてくださった「うだよろしさん」のブログがとてもよくまとまっているので、そちらを是非ご覧下さい。
ゆたかな宇陀も、間接的に「はならぁと」と関わらせてもらいました。
まずは、参加アーティストの1人である山本悠さんが、ゆたかな宇陀主催の味噌作り(2023.3.19)に参加してくださいました。
10月に開催されるイベントの下見に3月から悠さんは宇陀に来られていたのでした。そしてそこから悠さんの宇陀通いがスタートします。
悠さんは、コロナ禍のニューヨークでコミュニティ・ガーデンの活動をされていたというのもあって、「第9回ゆたかな宇陀の関係人口勉強会&交流会」(2023.3.25)でもお話をしてもらいました。
はならぁと宇陀松山には、長谷川新さんというキュレーターさんが入られて、展示する作品の企画から運用まで全般を請け負われてていました。その長谷川さんから「ご相談がありまして…」という連絡がありました。
その内容は、作家さんの1人の阿児つばささんが、今回の作品の展示会場として報恩寺を使いたいという相談でした。毎回報恩寺は作家さんの準備期間や開催中の宿泊施設としても使われていましたが、会場として指名されたのは初めてです。
これが作品に掲げられていたメッセージでした。(そして、この東屋は常設展示に向けてプロジェクトを進行中です。)
長谷川新さん、山本悠さん、阿児つばささんの3名のアーティストが久しぶりに宇陀に集まってくることになりました。今回のはならぁと宇陀松山の振り返りと滞在中に感じたこと、そしてこれからの関わり方についてお三方にお話ししてもらおうと思います。
終了後にはお鍋を囲んで交流会もしようと思っていますので、お時間ある方は是非ご参加下さい!