私は祖父の後を継ぎ十四年前にこの宇陀にやってきました。
宇陀に移住するまでの約二十年間は京都で暮らしていました。京都に比べると最初はなんて何もない田舎に来てしまったんだろうと思っていました。
しかし、日々住職として地域の人と関わる中で都会では味わえない豊かさにたくさん触れさせていただきました。自然の豊かさ、人の温かさ、暮らしの豊かさ。そして、同時に若い人が減り、地域の活力が少しずつ衰えてきているのもひしひしと感じます。
これから地域の活力を保つためには関係人口を増やしていくことが大切だと思います。そこで、教育旅行のホストファミリーをしていた仲間と「ゆたかな宇陀」を昨年立ち上げました。体験プログラムの企画運営や勉強会を行っています。
聞いたことはすぐ忘れる
見たことは少し覚えている
体験したことは一生忘れない
宇陀はとても住みやすいところです。是非一度お越しください。
